風疹 流行続く ワクチン接種をしましょう

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     【風疹 予防接種を】
    「風疹の流行で、妊娠初期の女性が感染して障害がある赤ちゃんが生まれたケースが相次いで報告されていることから、厚生労働省は、妊娠を希望する女性などに予防接種を受けるよう呼びかける通知を都道府県などに出しました」というニュースを見ましたので、背景説明をします。

    ・・・・結論を先に記載します・・・・
    風疹抗体陰性(及び低力価)の方、妊娠希望の方、妊婦さんのご家族(特に夫)、2回接種したかどうか不確かな方は、事前検査をせずにワクチンを1回接種しましょう。
    当院では、麻疹(はしか)への抵抗力を同時に獲得できる麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)の接種を勧めています
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    国は、今年3月までの時限措置として、中学1年生に相当する児(1999年4月2日〜2000年4月1日生まれ)に第3期、高校3年生に相当する児(1994年4月2日〜1995年4月1日生まれ)に第4期の2回目の麻疹・風疹定期予防接種を行うこととしているが、その接種率も低迷しています。
    目黒区では、おもに18歳未満のかたが定期予防接種を含めて2回の接種が受けられるよう、平成25年3月31日までMR予防接種の公費による任意接種を行っています。該当者はコチラをご覧ください。
    詳しくは、お住まいの自治体に問い合わせてください。
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    昨年の夏にも風疹流行の記事がありましたが、今年に入っても勢いが衰えずに患者が増えています。
    ことしは、過去5年間で患者の数が最も多かった去年を上回るペースになっているため、専門家は、特に妊娠を希望している女性とその周りの男性に対して、予防接種を受けるよう呼びかけています。

    国立感染症研究所によりますと、去年10月から今月にかけて埼玉や大阪、兵庫、香川で生まれた合わせて6人の赤ちゃんが「先天性風疹症候群」と診断されたということです。
    風疹は去年の春以降、関東や関西を中心に大流行し、去年1年間の患者数は2353人と、すべての患者数の報告を集める今の統計方法になってからの5年間で最も多くなりましたこれまでは年間87〜371人で推移していました。
    そして、今年は、去年を上回るペースで流行していて、今月20日までの1週間に新たに風疹と診断された患者は44人で、去年の同じ時期の8人と比べて5倍以上となっています。
    都道府県別では東京が22人と最も多く、埼玉が6人、神奈川が5人などと首都圏を中心に流行しています。
    また、患者の8割近くは男性で、その多くが子どものころ予防接種の対象外だった20代から40代です。

    風疹にかかると、赤い発疹や発熱、リンパ節が腫れるといった症状が出ます。感染から2〜3週間の潜伏期間があり、子どもの場合は比較的軽い症状で済みますが、大人は関節痛がひどくなり、1週間以上寝込むこともあります。
    インフルエンザと同じ咳やくしゃみなどで感染します

    流行の理由はよく分かりませんが、患者の8割弱が男性で、その大半は20歳以上です。男性の多くは免疫がないことが一つの要因とみられています。
    成人男性が風疹にかかりやすいのは、1994年度まではワクチン接種が女子中学生に限られていたため、予防接種を受けたことがない成人男性が多いのです。男女が定期接種の対象になった後も2005年度までは1回だけでした。
    現在は男女とも1歳と小学校入学前1年間の2度、定期予防接種を受けることになっています。
    その結果、1979年4月2日〜1990年4月1日生まれの人(現在23〜33歳)は、幼児期あるいは中学生のときに風疹ワクチンが個別接種だった世代。集団接種を受けていた上の世代に比べて、風疹ワクチンの接種率が低い。加えて、1979年4月1日以前に生まれた成人男性(34歳以上)は、風疹ワクチンの定期接種の機会がなかったため、接種率が低いのです。

    感染を防ぐには予防接種が有効です。
    実施している医療機関に行けば受けられます。ただし妊娠中の女性は受けることができません。

    妊婦、特に妊娠12週ごろまでの女性が風疹になると、先天性風疹症候群といって胎児にも感染し、難聴や白内障、心身の発達の遅れなどの障害がある赤ちゃんが生まれる可能性があります。

    では妊婦はどうすればいいでしょうか
    妊婦さん本人は予防接種を受けることができません
    過去に予防接種を受けていれば免疫が残っていることが多いので、血液検査で風疹抗体の有無を確認してください。抗体がない場合は、インフルエンザなどと同様、人混みを避け、マスクをしたり、念入りに手洗いやうがいをしたりして、十分注意を払う必要があります。
    ご家族が家庭外で風疹にかかって、妊婦さんのいる自宅に持ち込むことのないよう、同居のご家族は予防接種を受けてください。特に夫は、予防接種を受けましょう。

    妊娠を計画している女性、妊娠中の妻がいる家族の方へ
     ワクチンによる免疫は徐々に低下します。また、1回の接種でうまく免疫がつかないことがあります。そのため、現在の幼児は麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)の接種を2回受けます。記録に残っている風疹ワクチン接種歴が1回以下の方は、MRワクチンの接種を受けることをおすすめします。抗体を有する方が接種を受けても全く差し支えはありませんので、抗体を持っているかどうかの事前の検査は省略して構いません。
    風疹のワクチンは生ワクチンといって、生きたワクチンです。風疹ワクチン接種は妊娠の可能性のない時期を選び、2ヶ月間の避妊を原則としてください。
     
    風疹抗体陰性(及び低力価)の方、妊娠希望の方、妊婦さんのご家族(特に夫)、2回接種したかどうか不確かな方は、事前検査をせずにワクチンを1回接種しましょう。
    当院では、麻疹への抵抗力を同時に獲得できる麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)の接種を勧めています
    2013年2月6日追加



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