りんご病について

0
    本日の読売新聞に「大人の『リンゴ病』」、4年ぶり流行」という記事が掲載されていました。 そこでりんご病(伝染性紅斑)について少々お話を。 
    りんご病(伝染性紅斑)は例年春から夏にかけて流行が見られるパルボウイルスB19を原因とする疾患で,小児では「りんご病」と表現される両頬の赤み以外には、はっきりとした症状がないことが多いですが、一方成人は顔では目立たず手足のの紅斑や関節痛,高熱など小児より強く症状が出る病気です。 赤みの後、手足にレース状の発疹が現れます。
     発疹が現れる時期では感染力はほとんどなく(なので診断がついた時点での登園は問題ありません)、その前の風邪症状(鼻汁、発熱)の時期は感染力が強いが、区別がつかないので診断は困難です。 
    記事にもありましたが、妊婦さんが感染すると流産など重い病気につながるので「保育園や幼稚園などで(りんご病の)感染者が出た場合は、速やかに保護者に情報提供し、妊婦は居室内に立ち入らせないようにするなど、徹底した対応を取ってほしい」
     
    感染予防はインフルエンザと同じです。
     1手洗い 
     2うがい
     3風邪症状があるときはマスク着用 


     おまけ ・・・ 麻疹(はしか)に似た症状があり、血液検査(IgM抗体)でも麻疹の反応が出ていました。なので麻疹と診断されたケースで、実はりんご病だったということが散発しています。麻疹の証明には別の検査であるRT-PCR法(のどや血液から検査)が望ましいけれど、保険が使えない=クリニックでは検査しないので、保健所で必要時に検査します。h

    子どもの肺炎球菌ワクチンとHib(ヒブ)ワクチン “細菌性髄膜炎セット”

    0
      肺炎球菌とHib(ヒブ)は、両方とも髄膜炎や肺炎など重症な病気を引き起こす細菌です。
      過去には、これらにかかって肺炎や菌血症、髄膜炎になったとしても、抗生剤を投与することで高率に治っていました。しかし最近では、抗生剤が効きにくくなり、なかなか治らないこともあります。そのため、感染症は、かかってから薬で治すのではなく、かかる前にワクチンで予防するのが今後の医療の方向だと思います。
      ですから命にかかわる細菌性髄膜炎を予防可能な「小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー)」と「Hibワクチン(アクトヒブ)」の接種は必須でしょうし、4月から(?)開始されるワクチンに対する目黒区の助成(補助金)で金銭負担の軽減が期待されるところです。・・先日区役所に確認したところ、現在条件等をまとめている段階で、詳細は3月初めの区報に掲載される予定とのことでした。
      両方のワクチンを“細菌性髄膜炎セット”として同時に接種するのも良い方法です。DPTワクチンと合わせて3本のワクチンを同時接種する方法もあります。接種スケジュールに関しては、外来でご相談ください。h


      予防接種の同時接種について・・あおい小児科 都立大学駅 目黒区

      0
        予防接種 同時接種について・・
        国会を通過しましたので、各自治体でヒブと肺炎球菌ワクチン(そして子宮頸がんワクチンも)の費用助成が遅くとも4月からは始まるはずです。金額は自治体によって様々だと思いますが、目黒区はどうなるのでしょうね?
        さて乳児期には三種混合ワクチン(DPT)、インフルエンザ菌 b型(ヒブ)ワクチン、肺炎球菌ワクチンなどの重要なワクチンを同じ時期に接種しなければなりません。他にポリオとBCGがありますが、クリニックでは接種するものでないので割愛します。さて3種類を別々に接種すると来院回数が増えますし、熱が出たりでスケジュールがずれたりすると全てが終わるのが遅くなったりします。
        必要なワクチンを適切な時期に適切な回数接種するためには、同時接種をより一般的に考える必要が出てきます。
        ・・具体的に、いつ、どのワクチンから、どうやって接種すべきかはご来院の上、ご相談ください。
        あおい小児科 都立大学駅 目黒区

        日本小児科学会の提言を引用します。
        同時接種について現在分かっていることとして以下のことがあげられる
        1) 複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種して、それぞれのワクチンに対する有効性について、お互いのワクチンによる干渉はない。
        2) 複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種して、それぞれのワクチンの有害事象、副反応の頻度が上がることはない。
        3) 同時接種において、接種できるワクチン(生ワクチンを含む)の本数に原則制限はない。
        また、その利点として、以下の事項があげられる。
        1) 各ワクチンの接種率が向上する。
        2) 子どもたちがワクチンで予防される疾患から早期に守られる。
        3) 保護者の経済的、時間的負担が軽減する。
        4) 医療者の時間的負担が軽減する。
        以上より、日本小児科学会は、ワクチンの同時接種は、日本の子どもたちをワクチンで予防できる病気から守るために必要な医療行為であると考える。
        (h)

        開業いたしました

        0
           みなさまこんにちは!
          あおい小児科の院長、田中です。
          本日より開業させていただきました。
          皆さまと一緒に子どもたちの笑顔あふれる地域になるように頑張りたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。



          calendar

          S M T W T F S
             1234
          567891011
          12131415161718
          19202122232425
          262728293031 
          << August 2018 >>

          selected entries

          categories

          archives

          links

          profile

          書いた記事数:118 最後に更新した日:2018/08/13

          search this site.

          others

          mobile

          qrcode

          powered

          無料ブログ作成サービス JUGEM