麻しん(麻疹、はしか)と風しんについて

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     麻しん(はしか)の流行を防ぐために、国の事業として十分な予防接種を受けていない世代(MR3期、MR4期)に対して集中的に接種を勧めています。
    東京都は接種の率が低く、全国でも最下位レベルです。
    平成20年度から5年間の時限事業ですので、のこり2年間です。

    法定接種(無料)としての対象者:目黒区では対象者に平成22年4月書類を送付しているはずです。
    期限:3月31日まで
    第2期 現年長児、小学校入学予定児(平成16年4月2日から平成17年4月1日生まれ)
    第3期 現中学1年生(平成9年4月2日から平成10年4月1日生まれ)
    第4期 現高校3年生(平成4年4月2日から平成5年4月1日生まれ)

    新たに 4月1日から対象となる人は(今年も目黒区は対象者に書類送付してくれるのでしょうか?)
    第2期 新年長児、小学校入学予定児(平成17年4月2日から平成18年4月1日生まれ)
    第3期 新中学1年生(平成10年4月2日から平成11年4月1日生まれ)
    第4期 新高校3年生(平成5年4月2日から平成6年4月1日生まれ)

    ちなみに第1期は1歳から2歳未満です。「1歳のお誕生日にはMRワクチンを」という標語もありましたね。

     都立大学駅 徒歩2分 あおい小児科 は指定医療機関です

    上記に入らない目黒区在住者の18歳未満の人では、まだ接種できる可能性があります
    目黒区独自の方式:公費負担による接種(無料)
    期限:平成23年3月31日まで
    対象者:
    2歳以上18歳未満の麻しんにかかったことがない人で、今まで一度も麻しん予防接種(MR予防接種及びMMR予防接種を含む)を受けたことがない人(MR2期、3期、4期の定期予防接種の対象となる年齢のかたを除く)。
    平成12年4月2日生まれから平成16年4月1日生まれの麻しんにかかったことがない人で、麻しん予防接種(MR予防接種及びMMR予防接種を含む)を1回しか受けていない人。
    また、下記のMR定期予防接種を未接種の人についても、平成23年3月31日まで公費による任意接種を行います。
    2歳以上でMR2期の対象者となる前のか人で、MR1期が未接種の人(麻しんのみ接種済みの人、風しんのみ接種済みの人を含む)。
    平成12年4月2日から平成16年4月1日生まれの人で、MR2期を未接種の人。
    平成7年4月2日から平成9年4月1日生まれの人で、MR3期を未接種の人。
    平成3年4月2日から平成4年4月1日生まれの人で、MR4期を未接種の人。

    自分の子どもがどこに該当するか、分からないときは目黒区に問い合わせましょう。


    平成12年4月1日以前に生まれた児童生徒等は、麻しん、風しんそれぞれ1回のみの法定接種でした。(以後は小学校就学前年に2回目接種=第2期を施行している)なので流行を抑えられないので、国が対応策をとっているのです。

    Q:同時に風しんの予防接種をなぜするの?
    A:風しんは、「三日はしか」ともよばれ、麻しんほど重い症状はありません。しかし妊娠中に母親が感染すると胎児に感染が及び、「先天性風しん症候群」(3大症状:心臓病、高度難聴、白内障)の子どもが生まれる可能性が高くなります。そのため風しんの予防接種は「先天性風しん症候群」の予防を第一の目的に実施されています。女子に限らず男女ともに接種を受け、風しんの流行を抑えることが重要です。


    Q麻しん・風しんの片方に確実にかかったことが明らかな場合や片方の予防接種を2回以上やっている場合はどうすればよいの?
    A残りの片方の予防接種(ワクチン)のみを接種することも可能です。
    しかし!!3回以上受けても問題ありませんので、不確かな場合ワクチンを接種しましょう。
    例)6歳のころに病院で麻しんといわれた・・・・麻しんは発熱と発しんを伴う他の病気と間違われることもあります。そして麻しん(風しんでも同様)にかかった人が、麻しん・風しんワクチン(MR)を接種しても全く問題ありません。
    ・・・・というわけで、疑いの余地が残る場合、単独のワクチンでなく、積極的に麻しん・風しん(MR)ワクチンを「あおい小児科」では勧めています。


    あおい小児科は指定医療機関ですので、該当する人には公費(無料)で接種できます。h

    りんご病について

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      本日の読売新聞に「大人の『リンゴ病』」、4年ぶり流行」という記事が掲載されていました。 そこでりんご病(伝染性紅斑)について少々お話を。 
      りんご病(伝染性紅斑)は例年春から夏にかけて流行が見られるパルボウイルスB19を原因とする疾患で,小児では「りんご病」と表現される両頬の赤み以外には、はっきりとした症状がないことが多いですが、一方成人は顔では目立たず手足のの紅斑や関節痛,高熱など小児より強く症状が出る病気です。 赤みの後、手足にレース状の発疹が現れます。
       発疹が現れる時期では感染力はほとんどなく(なので診断がついた時点での登園は問題ありません)、その前の風邪症状(鼻汁、発熱)の時期は感染力が強いが、区別がつかないので診断は困難です。 
      記事にもありましたが、妊婦さんが感染すると流産など重い病気につながるので「保育園や幼稚園などで(りんご病の)感染者が出た場合は、速やかに保護者に情報提供し、妊婦は居室内に立ち入らせないようにするなど、徹底した対応を取ってほしい」
       
      感染予防はインフルエンザと同じです。
       1手洗い 
       2うがい
       3風邪症状があるときはマスク着用 


       おまけ ・・・ 麻疹(はしか)に似た症状があり、血液検査(IgM抗体)でも麻疹の反応が出ていました。なので麻疹と診断されたケースで、実はりんご病だったということが散発しています。麻疹の証明には別の検査であるRT-PCR法(のどや血液から検査)が望ましいけれど、保険が使えない=クリニックでは検査しないので、保健所で必要時に検査します。h

      子どもの肺炎球菌ワクチンとHib(ヒブ)ワクチン “細菌性髄膜炎セット”

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        肺炎球菌とHib(ヒブ)は、両方とも髄膜炎や肺炎など重症な病気を引き起こす細菌です。
        過去には、これらにかかって肺炎や菌血症、髄膜炎になったとしても、抗生剤を投与することで高率に治っていました。しかし最近では、抗生剤が効きにくくなり、なかなか治らないこともあります。そのため、感染症は、かかってから薬で治すのではなく、かかる前にワクチンで予防するのが今後の医療の方向だと思います。
        ですから命にかかわる細菌性髄膜炎を予防可能な「小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー)」と「Hibワクチン(アクトヒブ)」の接種は必須でしょうし、4月から(?)開始されるワクチンに対する目黒区の助成(補助金)で金銭負担の軽減が期待されるところです。・・先日区役所に確認したところ、現在条件等をまとめている段階で、詳細は3月初めの区報に掲載される予定とのことでした。
        両方のワクチンを“細菌性髄膜炎セット”として同時に接種するのも良い方法です。DPTワクチンと合わせて3本のワクチンを同時接種する方法もあります。接種スケジュールに関しては、外来でご相談ください。h


        予防接種の同時接種について・・あおい小児科 都立大学駅 目黒区

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          予防接種 同時接種について・・
          国会を通過しましたので、各自治体でヒブと肺炎球菌ワクチン(そして子宮頸がんワクチンも)の費用助成が遅くとも4月からは始まるはずです。金額は自治体によって様々だと思いますが、目黒区はどうなるのでしょうね?
          さて乳児期には三種混合ワクチン(DPT)、インフルエンザ菌 b型(ヒブ)ワクチン、肺炎球菌ワクチンなどの重要なワクチンを同じ時期に接種しなければなりません。他にポリオとBCGがありますが、クリニックでは接種するものでないので割愛します。さて3種類を別々に接種すると来院回数が増えますし、熱が出たりでスケジュールがずれたりすると全てが終わるのが遅くなったりします。
          必要なワクチンを適切な時期に適切な回数接種するためには、同時接種をより一般的に考える必要が出てきます。
          ・・具体的に、いつ、どのワクチンから、どうやって接種すべきかはご来院の上、ご相談ください。
          あおい小児科 都立大学駅 目黒区

          日本小児科学会の提言を引用します。
          同時接種について現在分かっていることとして以下のことがあげられる
          1) 複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種して、それぞれのワクチンに対する有効性について、お互いのワクチンによる干渉はない。
          2) 複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種して、それぞれのワクチンの有害事象、副反応の頻度が上がることはない。
          3) 同時接種において、接種できるワクチン(生ワクチンを含む)の本数に原則制限はない。
          また、その利点として、以下の事項があげられる。
          1) 各ワクチンの接種率が向上する。
          2) 子どもたちがワクチンで予防される疾患から早期に守られる。
          3) 保護者の経済的、時間的負担が軽減する。
          4) 医療者の時間的負担が軽減する。
          以上より、日本小児科学会は、ワクチンの同時接種は、日本の子どもたちをワクチンで予防できる病気から守るために必要な医療行為であると考える。
          (h)

          開業いたしました

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             みなさまこんにちは!
            あおい小児科の院長、田中です。
            本日より開業させていただきました。
            皆さまと一緒に子どもたちの笑顔あふれる地域になるように頑張りたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。



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