ジフテリア・百日咳・破傷風(DPT)と不活化ポリオの4種混合ワクチン

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    予定通り11月1日から、ジフテリア・百日咳・破傷風(DPT)ワクチンに不活化ポリオワクチンIPV)を加えた4種混合ワクチンが導入されます。
     厚生労働省は9月28日に省令を公布しました。4種混合ワクチンの標準的な接種年齢や接種間隔は現在のDPTワクチンと同様となります。

    <標準的接種スケジュール>
    初回接種は生後3〜12カ月の間に20〜56日までの間隔を置いて3回
    追加接種は初回接種終了後、生後12〜18カ月の間に、初回接種終了後6カ月以上の間隔で1回、接種する。

    ポリオワクチンについては、単独のIPV(商品名イモバックスポリオ)が今年9月から経口弱毒生ポリオワクチン(OPV)に代わって定期接種に導入されています。10月中には化学及血清療法研究所の4種混合ワクチン(クアトロバック皮下注シリンジ)と、阪大微生物病研究会の4種混合ワクチン(テトラビック皮下注シリンジ)が発売される予定です。

    既にDPTワクチン、OPV、単独のIPVのいずれかの接種を開始している乳児について厚労省は、「原則として3種混合ワクチンと単独のIPVの接種を続けてほしい」(結核感染症課予防接種室)とされています。
    「あおい小児科」でも多くの実績に基づくDPTと単独のIPV(イモバックス)での接種継続をもうしばらくお勧めします。

    ちなみに、単独のIPV(ソーク株)と10月に発売される2社の4種混合ワクチン(セービン株)とではワクチン株が異なっており、切り替えると十分な効果が得られないのではないかと指摘されていた点については、国内の臨床研究で問題ないことが明らかになったようです。
    そのため、単独のIPVの接種を始めた乳児が途中から4種混合に切り替えた場合でも、同様の効果が得られると考えられます。

    当院で不活化ポリオワクチンを自費で接種されいたみなさまへ

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       9月1日から不活化ポリオワクチンの接種が、公費で無料化されたました。
      しかし、これまであおい小児科で使用してきましたのと同じ不活化ポリオワクチン(IMOVAX)なのですが、日本で認可されたスケジュールが変わってしまいました。幸いにもスケジュールには余裕がありますので、これまで当院で自費で不活化ポリオワクチンを接種している方は、これまで通りのスケジュールでの接種をお勧めいたします。

      具体的には
      1回目(当院で接種済み)
      2回目 1回目の2ヶ月後
      3回目 2回目の6ヶ月後
      4回目 4歳ごろ  ・・・まだ4回目がどうなるか国の指示が出ていませんが。


      これからDPT(3種混合)ワクチンと不活化ポリオワクチンを一緒に接種する方も、色々悩むかもしれません。
      院内では、当院の考え方の文章を用意していますので、来院時にご一読ください。
      過渡期ではありますが、必要なワクチンですの遅らせることなく接種をしていきましょう。





      BCG接種時期変更の予定

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        BCGの接種が生後1歳までに変更されます
        2005年に「4歳未満まで」から「生後6ヶ月まで」と大幅に引き下げられた変更の見直しですね。 
        いつから変更されるかは、他のワクチンとの関係で近々決まります

        目的は
        1)予防接種ラッシュ緩和
        2)骨炎・骨髄炎のリスクを減らす

         厚生労働省の厚生科学審議会結核部会は8月1日、「原則、生後6ヶ月未満までに受ける」とされている結核を予防するBCGの接種について、期間を「1歳まで」に拡大する案を了承しました。

         乳児に求められる予防接種は、BCGのほか、DPT(ジフテリア・百日せき・破傷風混合ワクチン)やポリオ、ヒブ(インフルエンザ菌b型)、小児用肺炎球菌など多数あります。接種後、別のワクチン接種までには1〜4週間空けるのが一般的で、予防接種スケジュールの策定には保護者も医療者も困っていました。

         BCGの接種では、早いほど髄膜炎など重い症状のリスクが減らせる一方、早すぎると結核菌が原因の骨炎・骨髄炎が増える可能性が指摘されています。同省は接種年齢を1歳までとした上で、望ましい時期を別に定める方針だそうですが、推奨時期は「5か月以上8か月未満」になりそうですね。






        ワクチンのスケジュール変更

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          DPT(3種混合)ワクチンやポリオワクチンの変更が11月と9月にあります。そしてBCG接種時期も近々ありそうです。
          皆さんがわからないことは、いつでも質問してください。
          わかる範囲で・・・まだ通知が来ていないことも多いので・・・お答えします。

          不活化ポリオ(単独)ワクチンは、23区内で無料ということは決まっているそうです。23区内どこでも接種出来る仕組みです。

          ヒブと小児用肺炎球菌ワクチンが来年定期化=無料になる?

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            3月9日のあおい小児科ブログにあったように、新たに定期接種の対象となる見込みのワクチンは、細菌性髄膜炎を引き起こす小児用肺炎球菌とインフルエンザ菌b型(ヒブ)、そして子宮頚がん(ヒトパピローマウイルス)の3ワクチンです。
            厚生労働省が平成25年度から定期接種の対象とする方向で調整していることが昨日一部のニュースで報道されていました。今国会での改正予防接種法案の提出を目指しているそうです。23日に開かれる厚労省の予防接種部会で方針を取りまとめるそうなので、水痘(みずぼうそう)とおたふくかぜのワクチンの扱いも判明することでしょう。

            3ワクチンは22年度から今年度末まで、行政による接種費用の助成が行われている(目黒区は都内でも助成額が少ないグループ)。

             定期接種は、市町村・23区など自治体が実施主体となり、公費助成で行われる。ただ、3ワクチンを定期接種化(自己負担無くなる=無料)すると、全国で約1200億円の費用がかかる見込みで、自治体の財源確保などの課題が残っているというが、他を削ってでも命・健康を守ってほしいです。

            注意:まだ国会で成立していません。なので気が早いかですが、目黒区でも一般財源から予算の用意をお願いします。


            不活化ポリオ単独ワクチン 9月1日導入決定

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               4月23日に厚労省で「不活化ポリオワクチンの導入に関する方針について」検討会が開かれました。

              9月1日から現行の生ワクチン接種を止めて、不活化ワクチンに一斉に切り替える方針
              4種混合(DPT3種+不活化ポリオ)ワクチンは、11月ごろから使える見通し が明らかにされました

              私たちは、結局どうするべきか?
              秋までポリオワクチンの接種を待つのは良くない(本人のみならず、集団の免疫が下がるので)
              DPT3種混合ワクチンを待つのは、もっと良くない
              1.DPT3種混合ワクチンは時期が来たら、すぐに接種する
              2−1.春の生ポリオ接種を1回受ける。秋には一斉に切り替えなので、2回目以降は公費の単独ポリオワクチンになる。合計4回
              2−2.不活化ポリオワクチンを取り扱っている医療機関で1-2回受けて、その後公費の単独ワクチンで合計4回まで接種する

              当院の現時点での推奨は、ヒブワクチンや小児用肺炎球菌ワクチン、DPT3種混合ワクチンと不活化ポリオワクチンの組み合わせです。
              あおい小児科で接種している不活化ポリオワクチンは、国内未承認ですが全く同じ製品です。但し補償制度が違いますので、事前に理解してから選択してください。当院資料(ポリオの項目をご覧ください)や他の先生方のホームページを参考にしてください。
              9月は、それでも接種を控えている人や3回目接種で待っている人で現場はかなり混乱するでしょう。あおい小児科で不活化ポリオワクチンを接種している方は、制度の変更に振り回されずにスケジュール通りでやっていきましょう。


              以下は、詳細です
              基本的に現在のDPT3種混合ワクチンのスケジュールで接種するようです。
              対象年齢 :生後3ヶ月〜90ヶ月未満 
              不活化ポリオワクチン(単独・4種混合のいずれも)の接種間隔及び標準的な接種年齢は、現在の3種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風)ワクチンと同様とする。 
              標準的な接種年齢としては 
              1期初回接種は、生後3ヶ月〜12ヶ月未満で3回 
              1期追加接種は、初回接種終了後12ヶ月〜18ヶ月未満の1回で計4回 

              しかし、当分の間(3年程度)に限って単独の不活化ポリオワクチンについては、必要な回数(4回以内)の接種をできることとするようです。
              なぜなら3種混合ワクチンの既接種者、生ポリオワクチンの1回既接種者や、国内未承認ワクチンの一部既接種者(あおい小児科での接種者です)がいるからですね。 

              また国内で2種類のワクチンを併用した場合の効果を確かめています
              その結果、良好な効果が得られることが明らかになった場合には、「例外として、接種スケジュールに支障がない場合には、単独の不活化 ポリオワクチンと4種混合ワクチンの併用ができる」ことになりそうです

              生ポリオワクチンを2回接種した者については、追加接種不要とするのは変更なし



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