不活化ポリオ単独ワクチン いよいよ承認

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     不活化ポリオの単独ワクチン(あおい小児科で採用と同じ「IMOVAX」)がいよいよ承認です。
    まだDPTとの混合ワクチンは承認受けていませんが、秋にはそれぞれ揃うのではないでしょうか?

    但し、DPTワクチンの接種を控えるのは得策ではありません。なるべく早めに(生後3ヶ月から)受けてください。

    一方、ポリオワクチンは悩ましい問題です。秋に新しいタイプ(不活化)が出るなら、待ちたい気持ちはよくわかります。自分の子どもでも悩んだことでしょう。
    しかし原則は『必要なワクチンは、早目に接種』です。
    選択肢の一つとして、当院では輸入して承認受けたものと同じIMOVAXを使用しています。
    価格に面では、個人輸入よりも、承認受けたワクチンの方がもしも高価だと、価格設定のプロセスに疑問ありです。

    そして、多くの地域で春と秋に集団接種している、生(経口)ポリオワクチン接種がこの秋に行われるのか?の情報はまだ無いようです。

    最後に繰り返しになりますが、『必要なワクチンは、早目に接種』です。



    厚生労働省薬事・食品衛生審議会は、サノフィパスツールが今年2月に申請していたポリオ(急性灰白髄炎)の不活化ワクチン「イモバックスポリオ皮下注」の製造販売を承認しても差し支えないとする意見をまとめた。
    早ければ5月中にも正式に承認される。
    同社のワクチンはポリオ単独で用いる。不活化ワクチンはこのほか、ジフテリア、破傷風、百日ぜき(=DPT:あおい小児科注釈)との4種混合ワクチンを2社が承認申請している。


    ワクチンの接種でごくまれに感染し、後遺症が出るため接種を控える動きが広がっているポリオのワクチンについて、より安全性の高い「不活化ワクチン」が国内で初めて承認されることになり、ことしの秋から接種できる見通しとなりました。
    ポリオの予防接種は、7歳までに2回受けることが法律で定められていますが、現在のワクチンは100万人に1.4人の割合でポリオに感染し、手足がまひするなどの後遺症が出ることがあります。
    このため、厚生労働省は、より安全性の高い不活化ワクチンへの切り替えを決めていますが、全国で切り替えを待つ保護者の間で今のワクチンの接種を控える動きが広がっています。来月にも正式に承認されると、ことし秋からは接種できる見通しです。


    「新しい」母子手帳

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      妊娠した方がもらう母子手帳ですが、今年久しぶりに改訂されました。(10年ぶり)


      母子手帳は事柄を記録するだけでなく、子ども一人ひとりには大きな個人差があり、別々の成長、発達をすることに気がつかせてくれます

       

      さて「(新しい)母子手帳」の内容です

      まず予防接種の欄が充実しました

       任意接種の欄が充実して、記載しやすくなりました

       いつ何のワクチンを受けたかは将来の医療情報として必要になるものです

      特に小児科の医院としてうれしいのは、ヒブや小児用肺炎球菌、B型肝炎、ヒトパピローマHPVなど任意接種ワクチンの欄が充実したことです

      さらに変更しなければいけない項目もありますが、大きな前進です

       

      そして両親が書き込む欄が増えました

       自由に記載できるスペースに妊婦の体調や感情、心配点、疑問点を記入できるように 

       体調管理や出産準備を主体的に取り組むように

       

      妊娠のリスクや注意すべき症状をわかりやすく説明しています

       医師に相談した方がよい症状についても説明

       

      超音波検査での胎児の体重記入欄ができました

       胎児の発育状況のめやすになります

       

      喫煙と飲酒の害について


      妊娠や子育てで支援が必要か、判断できる質問が増えました


      便の色で病気(胆道閉鎖症)がわかるように、色見本が付きました


      自分の母子手帳に書き込まれている何気ない一言を、大人になったときに読むとじわーと親の愛を感じませんか?

      是非 折々に言葉を書き込んであげてください


      5月の金環食、適切な観察法を

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         5月の金環食、適切な観察法を
        日本眼科医会が学童と保護者に向けたポスターを作製

         日本眼科医会は、5月21日の金環日食に備え、太陽の不適切な観察を防止するための啓発ポスターを作成した。

         ポスターは小学生を主な対象として作成。太陽を直視すると危険であること、太陽の観察は大人と一緒に行うよう呼びかけている。併せて、保護者へのアドバイスも掲載。観察には日食観察専用のグラスを用いることを勧め、サングラス、ススをつけたガラス片、露光したフィルム、黒い下敷きでは代用できないと説明。
        間接的に観察する方法として、木洩れ日の影や、厚紙に開けた小さな穴が投影する太陽を見る方法も紹介している。

         5月21日には、午前6時頃から9時頃にかけて、太陽がリング状に輝く「金環食」が25年ぶりに見られる見込み。九州南部、四国、紀伊半島から関東付近で完全な金環食となって、そのほかの地域でも太陽が大きく欠ける「部分食」となる。




        不活化ポリオワクチン 国が意見を募集

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           不活化ポリオワクチンは、現在承認・販売に向けて準備中です。
          厚労省から不活化ポリオの単独ワクチンを製造することについて「意見の募集」があります。

          賛成の人々が多いことを国(行政)に知っていてもらうためにも、是非とも意見の提出をお願いします。
          あおい小児科からも、個人名で賛成意見を提出しました。

          平成24年4月13日(金)まで
          リンク先の説明文にある「ソークワクチン」とは、現在あおい小児科で使用しているものと同じタイプで、製造メーカーが同じなので同一と言ってもよいでしょう。
          ポリオワクチンには他にセービンワクチンもあります。それぞれ開発者の名前に由来していますが、これまでソークワクチンは不活化タイプ、セービンワクチンは生タイプと完全に違うものでした。
          製造過程で厳重な管理等が必要なソークワクチンでなく、日本で開発(世界初!)して、最初に申請中である4種混合ワクチンには、DPT及びセービン(不活化ポリオ)ワクチンが採用されています。
          セービンワクチンの不活化ポリオワクチンは、元のポリオウイルスよりも弱いポリオウイルス(生ワクチンのウイルス)を使用して、毒性を取り除いているのです。ソークワクチンは、元のポリオウイルスから毒性を取り除いています。
          他にDPT及びソーク(不活化ポリオ)ワクチンの4種混合ワクチンを市販前調査中の会社もあります。
          複雑ですね。
          将来両者ともに市場に出た時に、不活化タイプのセービンワクチンとソークワクチンは、組み合わせは避けた方がよいでしょう。なぜなら使用実績がどこにもないから、効果がわからないのです。


          予防接種制度の見直しの方向性についての検討案

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             厚労省の予防接種部会(第20回)にて
            「予防接種制度の見直しの方向性についての検討案」

            この検討案でB型肝炎は、「個人予防目的に比重を置いて・・・・」という2類扱いですので、今後も公費負担(自己負担なし)にはなりそうにないですね。
            それでも
             ○ヒブ
             ○肺炎球菌(小児)
             ○水痘
             ○おたふくかぜの4種類が定期接種化されて、全額公費負担されれば大きな前進です。やはり有料/無料で接種率が違いますからね。あおい小児科としての興味の対象は、いつ正式に決まるのか?です。

            ◎1類疾病の考え方として、現行の要件に加えるべきもの
              「―乎塚祝標果の高い疾病」
              「致死率が高く社会的損失の重大な疾病」
            ―乎塚祝斌榲に比重を置いて、直接的な集団予防(流行阻止)を図る目的で予防接種を行う疾病。
            現在接種しているジフテリア、百日せき、急性灰白髄炎、麻しん、風しん、結核、痘そうに加えて、集団予防効果のある以下の4疾病を追加
             ○ヒブ
             ○肺炎球菌(小児)
             ○水痘
             ○おたふくかぜ
            致死率が高いことによる重大な社会的損失の防止を図る目的で予防接種を行う疾病。
            現在接種しているは、日本脳炎、破傷風。追加はなし

             ◎2類疾病の考え方として、現行の要件に加えるべきもの
            個人予防目的に比重を置いて、個人の発病・重症化防止及びその積み重ねとしての間接的な集団予防をはかる目的で予防接種を行う疾病。
            現在接種しているのはインフルエンザ。以下の3疾病を追加。
             ○子宮頸がん予防
             ○B型肝炎
             ○肺炎球菌(成人)
            最近では学芸大学、自由が丘といった隣の駅からもいらしていただいています。天候不順なことが多いので、道中気をつけていらしてください。

            ワクチンデビュー 2ヶ月から

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               ワクチン予防医療フォーラムでの岡田先生の発言に同感できるので、引用します。
              いいワクチンがあっても、発症する前に接種しなくては意味がありません。Hib=ヒブ(インフルエンザ菌b型)、肺炎球菌共に発症のピークは生後6か月から7か月なため、それまでに3回の接種を終わらせるためには、生後2か月からの接種同時接種を行うことが必要です。
              お母さん・お父さん方に生後2か月からの『ワクチンデビュー』を説明することができればよいですが、1か月検診の多くは産婦人科医で行われています。そのため、わたしたち小児科医がお母さん・お父さん方に接っするのは3、4か月検診が初めての機会になります。こうした中で、新生児訪問で保健師さんが、「ワクチンを早く打った方がいいですよ」と説明していただければ心強いですね。
              ・・・・引用終わり・・・・
              以前から目黒区の保健師さんが2ヶ月からのワクチン接種をアピールしてくれているのは存じています。過去記事でもお願いしましたが、これからも一緒に『ワクチンで防げる病気』から子どもたちを守っていきましょう。


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